夜中、家族が寝静まったあと、さて寝るか、と思いつつ用を足しにトイレで起こった悲劇な話。
ドアを開け、便座に座り、ふと見るとトイレットーパーがきれてる。
「なんだよ、使い終わったら新しいのと入れ替えろよ」と思いながら戸棚を見たらストックがない。。。
便意はある、トイレットペーパーはない。
しかたがないので箱ティッシュを持ち込み、用を足す。
あれ、なんなんでしょうね。拭いたあと、なぜかもう一度出てきそうなあの感じ。
出てきたいのなら出ればいい、ともう一度いきむ。
今度は拭いても「もよおし」はない模様。
スッキリしたのでレバーを回し、フタを閉じ・・・・
あれ??流れない?!
栄養分を吸い取られたであろう浮遊物体と、いつもより多めな水。
「あぁ。やらかした」と思うと同時に、いつもと違う箱ティッシュが原因だとすぐにわかった。
気持ちよく寝ている家族を起こすのもしのびなく、かといって朝までこの状況を放置するわけにもいかず。
だって、目覚めてトイレに行ってこれじゃあビックリを通りこして気持ち悪さに怒りを覚えるでしょ?
なんとかしなきゃ、なのである。
冒頭から変な話をしましたが、今回ここで取った行動と、この困った状況を打開した方法を包みなくお話したいと思います。
スポンサーリンク
トイレのつまりで困った話
道具がない
とりあえずスマホを手に取り調べまくる。
スッポン?ラバーカップを使う方法、お湯を流してみる方法、ブラシを突っ込む方法…
いろんな方法が紹介されていたけど、
ラバーカップなんか置いてない。
お湯を流して流れなかったらあふれ出そう。。。
それに今すでに水が多めにはってある状態。
その分まで温めるとしたら、かなり熱いお湯を使うか、多めにお湯を注がないといけないことは容易に想像がついた。熱湯だと陶器は割れるらしいので使えない。
原因はほぼ間違いなく箱ティッシュのつまり。
ブラシ突っ込んでみたけど届かない様子。
あとで洗わなきゃいけないものが増えた。
他にもいろんな方法があったけど、この状況でできそうにないものが多かった。
さて困った。
ペットボトルでラバーカップの代用品を作る的なのもあったけど、作る時点でうるさそう。
なにぶん、この時は夜中なのだ。気持ちよく寝ている家族は起こしたくない。
それにゴム手袋をしても、この中に手を入れるのは気が引ける(わがまま)。
そこで無い知恵しぼって考えてみた。
スッポンラバーカップって、あのカップの部分の空気(または水)を送り込む・吸い込む、を繰り返して詰まりを取り除くんだ…
で、便器見たらラバーカップひっくり返したみたいな形。
ん?
便器・・・密閉して空気送り込んだら…?
いけるかもしれない。眠たい頭にひらめきが下りてきた。
これをやったら解消した
使ったものはラップだけ
ようするに、詰まっているところを押し出すか吸い出すかしてあげれば、別れを惜しむことなく流れてくれるんじゃないかと思い、押し出す方法を考えた。
多分この時の私の考えながら取っていた行動を家族が見ていたら、間違いなく病院に電話していたであろう。
トイレに向かって「かめはめ波」を放つような動きをしていた。
本人はいたって真面目に水を押し出す方法を考えていたんですけどっ
考えているうちに、今度は人工呼吸のような動きから密閉することを思いつき、便器にラップをかけてみた。
すき間のないように2~3重とラップをし、まるで便器が太鼓のようになった。
真ん中あたりを、やさしく押して手を放して、を4~5回やったら
「ゴポゴポ」っと空気と一緒に浮遊物が!!
おぉ!?
それから数回、真ん中あたりを押して、空気が出てこなくなったところでラップをはがし、祈るような気持ちで水を流すレバーを回してみた。
ジャーーーーッ、コプコプコプッ
おぉぉぉぉぉ!
いつもと同じように流れたトイレに、これほど感動を覚えたことはなく、思わずトイレでガッツポーズ!
もう一度流すとスムーズに流れる。
さらば箱ティッシュ、いらっしゃい睡眠時間。。。
誰にも知られることなく夜中の悲劇は解消されたのだが、微妙な興奮と達成感で脳が活性化して、結局なかなか眠れなかったという話でした。
スポンサーリンク
ラップの意外な使い方は他にもあった!
まとめ
我が家のトイレには温水洗浄式(ウォシュレット)ではなく、座の部分に何もついてないことが今回唯一の救いでした。
ラップをかけるときに、すき間ができるようだとできないやり方なので。
この方法だと
- 手はまったく汚さず
- 特別に用意するのものなく
- すごくカンタンに
詰まりが解消できました。
ただし、原因が箱ティッシュのつまり、とほぼ断定できていたことが前提です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
スポンサーリンク