長年使いこんですっかり汚れてしまった鍋ややかんの底にこびりついた焦げ。
年季が入っているだけに簡単には落ちてくれません。
金属たわしなどでこすると当然キズが入ります。
おまけに疲れる。
でも、重曹を使うと簡単にその汚れが落ちる、というので試してみました。
今回はコーヒーを入れる際に愛用しているやかん(ドリップポット)を使って汚れが落ちるか検証してみます。
10年以上使いこんでいるモノです。
きたねぇ~(笑
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重曹のみでやかんの焦げ汚れは落ちるのか検証
今回は試したのは、ステンレス製のドリップポットです。
(雪平鍋のようなアルミ製の鍋には重曹は使えないのでご注意を。)
用意したもの
- 焦げ付きを落としたいモノより大きな鍋
- 水………1リットル(およそ)
- 重曹……大さじ5
- 使い古しのデニム生地
水、重曹の量は汚れを落としたい鍋のサイズに応じて調節してください。
デニム生地はスポンジ替わりです。
デニムは繊維の中でもかなり固い部類になるので、汚れを落とすときにはかなり使えます。
今回、重曹は薬局で400円程で購入しました。
手順
1.大きめの鍋に水、重曹を入れ、かるく混ぜます。水は焦げを落としたい目的のモノが少し浮くくらい入れました(今回はだいたい1リットル)。
沸騰したお湯に重曹を入れると激しく吹きこぼれ、大変危険なので、必ず火にかける前に入れてください!
2.火にかけて煮込みます。
沸騰したら中火にします。
だいたい5分ほどすると汚れがはがれて浮遊し始めました。
今回はなんとなく10分煮込みました。
写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、赤い丸の中に、はがれた汚れが浮いています。
湯気に交じった重曹がポットに付着して白くなりました。
3.火を止めて、そのまま30分ほど放置。つけ置きます。
4.ある程度冷めたら取り出し、洗います。
ポットの底を指で触ると汚れがついてきました。
これはかなり期待できそう。
重曹の粉末をポットの底に降り、デニム生地でこすって落とします。
デニムでこすって落ちないところは割りばしでかるくこすりました。
2分ほど洗った結果がこちら↓
底に文字が書いてるのが読めるくらい、
見違えるほどきれいになりました!
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結果
今回汚れ落としに使ったものは重曹のみで、洗剤は一切使っていません。
重曹で煮込んで磨いただけです。
力を入れてゴシゴシすることも、底面をキズつけることもなくきれいになりました。
わずかに汚れが残りましたが、10年以上使いこんだことからすれば、まったく気にならないレベルです。
つけ置きしている間に他の場所の掃除ができましたし、きれいになった底をみて気持ちがよかったです。
ーまとめー
- 所要時間 … 約50分
- 費用 … 400円程(電気、水道代除く)
- 疲れ … なし
- 汚れ … よく落ちた!
ちなみに、使い終わった重曹水は捨てずに、IH周りの掃除に使いました。
多少、煮込んでいるときに周りに飛び散って白くなったので。
デニム生地を浸して拭いただけですが、油汚れがきれいに落ちました。
最後に濡れふきんで拭き上げて終了です。
今回試した結果が、お掃除のお役に立てれば嬉しく思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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