年末年始は忘年会や新年会で何かとお酒を飲む機会が増えますよね。
ついついはしゃいでしまったり、付き合いで飲みすぎてしまったり…。
忘新年会に限らず普段でもお酒を飲む機会はあったりしますよね。
だけど翌日朝起きたら頭痛がする、胃がムカムカするなんて経験はありませんか?
二日酔いになって次の日の予定も狂ってしまった。。。
そうなってしまうと大切な1日の時間をつぶしてしまうことにもなりかねません。
( ノД`)シクシク…
そこでオススメなのは「しじみの味噌汁」!
日常の疲労感の軽減や、二日酔いを早く治してくれると言われている「しじみ」の栄養分を惜しみなくとることができて、いつでも使えるしじみの保存方法について紹介したいと思います!
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二日酔いの主な原因と対策
二日酔いの原因ってざっくりいうと、飲んだお酒に含まれているアルコールが体の中で毒素になって、体にダメージを与えているから。
そして体の中で水分のバランスが崩れて軽い脱水症状にもなっているんだそうです。
お酒を飲むと利尿作用が働くのでトイレが近くなりますよね。
体の中にアルコールを残しつつ、水分を出しているので血中アルコール濃度が高まって体が打撃を受けるという流れ。
なのでお酒を飲むときは水分補給が欠かせないのだそう。
それもお酒を飲んだ後にまとめて水分を取るよりも、1杯お酒を飲んだら1杯水を飲む方が効果的とか。
もちろんアルコール度数や体質、その場の雰囲気によっても違いはあるでしょうが、こまめな水分補給は心がけた方がよさそうです。
二日酔いになったら「しじみの味噌汁」が効果的!
「しじみの味噌汁」を飲むと、二日酔いからの回復を早めることが期待できます。
アミノ酸の一種であるオルチニンという成分が「しじみ」には多く含まれていて、アルコールで働きが鈍くなった肝臓を助けてくれるんです。
また、お酒を飲んだ後に食べるラーメンやみそ汁などの塩分が高い食事がおいしく感じられるのは、アルコールによって体内のナトリウムという栄養素が失われたのを補うために摂取しようとしているからだと言われています。
なのでナトリウムを多く含んでいるみそ汁と、オルニチンを含んだ「しじみ」の組み合わせである「しじみの味噌汁」は二日酔いには効果的な料理なんですね。
二日酔いに限らず、日常生活においても オルチニンは疲労感の軽減や血中の脂肪代謝を改善する働きもあるとのこと。
普段から摂取しやすいように常備しておきたい食材です。
では「しじみ」はどういった保存方法がいいのでしょうか。
次にオススメの保存方法を紹介します。
「しじみ」は冷凍保存がオススメ♪
青森県産業技術センターの研究によると、マイナス4℃でゆっくり冷凍するとオルチニン量が最大で8倍にもなるそうです。
そもそも魚介類は水に漬けても影響が出にくいため、水と一緒に保存することができます。
そして冷凍保存することで、長期保存が可能になるというメリットがあります。
このとき、「しじみ」に下処理をして冷凍保存をしておけば調理のときの時短になります。
「しじみ」は砂の中や砂の上で生活しているので下処理として砂抜きが欠かせません。
そぅ。買ってきてすぐには調理できないんです。
安売りされているときにまとめて買ってきて、一気に下処理を済ませて冷凍保存しておけば、必要な時に取り出せてすぐに料理できる上に、冷凍している間に栄養分も増えるって助かりますよね。
下処理の裏技!時短砂抜き
ふつう「しじみ」の砂抜きは、しじみを洗った後トレーやボールにしじみを入れ、水または塩水でしじみが完全に沈んでしまわない程度に浸して放置しますよね。
でもこれだと数時間~半日ほど時間がかかってしまいます。
なので夜寝る前に仕込んで朝しじみを上げる、といった感じでしょうか。
時間がかかってしまう砂抜き(。´・ω・)=3
実は裏技があるんです。
やり方はふつうに砂抜きするときとほぼ同じなんですが、水または塩水ではなくお湯を使います。
50度のお湯で浸して砂抜きすると、30分程度で砂抜きができるんです。
やり方はまず、しじみ同士をこすり合わせるように流水で洗って表面の汚れを取ります。
強くこすると貝の表面が傷ついてしまうのであまり力を入れずに洗いましょう。
次にトレーに塩を入れます。
入れるお湯の量が1リットルなら小さじ2杯分入れ、1%の塩水を作ります。
トレーの場合はしじみが近づきすぎないように、ボールの場合はしじみが重ならないようにして、しじみが軽く浸る程度にお湯を入れます。
お湯の温度は高すぎるとしじみが死んでしまいますので注意してください。
(↑大きめのトレーにしじみを散りばめました)
30分ほど放置したら砂が抜けていると思いますので、もう一度ザルなどにとって貝同士をかるくこすり合わせるように流水で洗い流します。
(↑お湯を入れて10分程経過した時点で砂が吐かれています)
ちなみに砂抜きは 真水でやるより塩水で砂抜きした方が、しじみのうまみ成分が水に溶けだすのを抑える効果があるそうです。
下処理が済んだら冷凍保存!
しじみを容器に入れたら、しじみが浸る程度水道水を入れます。
あとは冷凍庫へ入れるだけ。
水と一緒に冷凍することでしじみの酸化を防ぐことができ、 しじみからにじみ出る栄養素も一緒に閉じ込めることができます。
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冷凍しじみでカンタンしじみ汁♪
ここまで紹介した方法で保存したしじみは、容器から取り出してそのまま調理できます。
しじみと一緒に冷凍した水(氷)にはうまみがにじみ出ているので活用します。
容器から取り出したら、そのまま鍋に入れてじっくり加熱します。
溶けた水にしじみの出汁がふくまれているので非常においしくなります。
煮立ってきたら火を弱め、味噌を入れるだけでできあがり。
水や味噌の量はお好みで調整してください。
刻みネギ(小口ネギ)や焼き麩などを入れると彩りがきれいになります。
二日酔いのだるけはなんとも言えないですよね。
できればすぐにでも回復して、すっきりとした1日を過ごしたいですね。
疲れを感じたときにも「しじみ汁」には疲労感の軽減を手伝ってくれるので、よかったらお試しされてみてはいかがでしょうか。
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